グーテンベルクが活版印刷を発明して五百余年、私たちの歴史は常に本と共にありました。それまで不可能であった、同時に多くの人に情報を伝える事が可能になり、様々な技術や知識が時には海を越えて各地に広がり、人類の叡智を形成するのに重要な役割を果たしたことは誰もが知るところです。また、本は単なる情報伝達の手段を超え、それ自体が一つの文化として発展してまいりました。
今、時代はこのグーテンベルク革命以来の大きなうねりを迎えています。高度情報化社会の本格的な到来により、誰もがインターネットを通して安価に、そして迅速に世界中に情報を相互発信できるようになりました。
それによって、情報を紙というハードに入力し、パッケージングして頒布する本という手法は旧時代のものになりつつあり、情報通信の表舞台から姿を消すだろうと言う見方も広がっています。
果たして本当にそうでしょうか?
私たちは、本にしかできない事がたくさん有ると考えています。まず、本は単なる情報伝達の手段ではありません。単なる情報伝達としてなら、頒布性や即時性に勝るインターネットやEメールに完全に取って変わられることでしょう。
しかし、情報が紙に込められ、本となった時には単なるデータの蓄積ではなく、作り手の想いがこもったプロダクトに昇華します。これが、誰かの為に選んだ本は贈り物になりますが、同じ内容でもWebサイトへのリンクは贈り物にはなり得ない理由です。情報を「本」という媒体にストックして物として残すことに、多くの人々は特別の意味を感じているのです。
また、紙の温かみ、インクの香り、ページを繰る手触りなど、五感をフルに使って著者の想いを脳に刻んでいくことなどは、本だけに許された歓びです。
ただ、私たちのような普通の市民が世に想いを伝える手段としては、本はインターネットを通じたブログ等に大きく水をあけられているのが現状です。
本が市民の表現手段として、主役になれないままインターネットに先を越されたのは、まさしく書籍業界にこそ原因があります。
高コストで非効率な旧態依然の流通システムによりかかり、ベストセラー依存で商品の多様性を失くし、少部数発行の本に目もくれなかった書籍業界が、表現者としての市民を遠ざけてきたのです。また、最近の自費出版ビジネスにおけるトラブルの多発も見逃せない要因となっています。
私たちじゃあそれで堂は、本を市民の表現の手段とするために新しい出版プログラムを考案いたしました。このプログラムは高度情報化社会の到来を、本を駆逐するメディアの到来ととらえるのではなく、強力な追い風ととらえる逆転の発想に基づいています。
もしあなたが本に想いを託し、その本を少ないリスクでより多くの読者に届けたいとお考えなら、 じゃあそれで堂は最良の選択をご提示できることをお約束いたします。
Publish(出版)をPublic(大衆)のもとに―
をモットーに、じゃあそれで堂は表現者たちのベストパートナーであり続けます。
株式会社じゃあそれで堂 社員一同
